・プロローグ

この物語は「暁の空を越えて」の続編ですが、メインストーリーに
某魔法少女もののストーリーを織り交ぜて執筆されています。
「暁の空を越えて」とは異なり完全オリジナルではなく、
某魔法少女ものの2次創作物に相当するかと思います。
その点を踏まえお楽しみ頂ければ幸いです。
プロローグ
機動ユニット。それは人が生み出した戦争のための戦闘機械。
全高10数メートルのその機械仕掛けの人形はパイロットが乗り込み、
いかなる戦局にも対応できるよう設計されたものだ。
だが、DFC0009、機動ユニットの戦闘時の情報量が人間の理解力を越えた。
戦闘という混乱の中、百数十を越す火気・制御管制をコンピュータを
もってしても制御しきれなくなったのだ。
いくらコンピュータを使っても最終的に判断を下すのはあくまで人なのだ。
そしてあまりに高度化した機動ユニットは兵器としての意義を失った。
また一時は医療や救難活動、土木作業の分野まで進出しかけていた
機動ユニットだったが、これも低迷。
これにより科学技術の発展は停滞した。

その科学技術の停滞は次第に社会的恐慌と衰退をもたらし社会、
そして人々の心に広がっていった。

また機動ユニットの持つ有用性に限界が見えた紛争は泥沼化の様相を呈し、
人の力に依存せざるを得なかった一世代前の悲惨な戦争に逆戻りした。

その一方、神のいたずらか、それともひとという種が生き延びようとする
あがきだったのか・・・。
各地では「サイバネティクスチャイルド」と呼ばれる
コンピュータとシンクロすることが出来る新たな人種が誕生しつつあった。

けれど、人々はその新人類を受け入れようとはしなかった。
自分達より優れた能力を持つ彼等に畏怖を覚え、迫害を加えたのである。
大陸での迫害は中世の魔女狩りの様相を呈し、彼等はひっそりと自ら神より
授かったその力を封じ込め、身を隠すほかなかった。

その中で一部の者がサイバネティクスチャイルドの有用性に気づき、
彼らが表舞台に立てるようにと人の壁を破り神の偉業に挑戦しはじめる。

愚かなる人々。
悲しきかな生きあがく人々の業。

神よ、どうか彼等に暗き闇夜を照らす灯火を与えたまえ。






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そして続く明日の世界へと−(2008/01/20)
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